ピスタチオスイーツの中でも「フィナンシェ」が熱い!
洋菓子の世界では、ここ数年「ピスタチオ」の人気が急上昇しています。
ジェラートやケーキ、プリン、チョコレートに続いて、家庭で挑戦しやすい焼き菓子として人気を集めているのが ピスタチオフィナンシェ。
なぜこれほど注目されているのでしょうか?
- 焼き菓子の王道・フィナンシェの安定した人気
→ 日本でも洋菓子店やデパ地下の定番商品。知名度が高い。 - ピスタチオのトレンド感
→ 「ピスタチオ味」というだけで「おしゃれ・高級」なイメージ。 - 作りやすさとプレゼント適性
→ 常温で保存が効き、ラッピングすればギフトにも最適。
つまり「おしゃれ」「作りやすい」「贈りやすい」の三拍子がそろっているのです。
フィナンシェの起源と歴史
フィナンシェはフランス・パリの金融街で誕生したとされています。
金塊のような形をした焼き菓子が「金融家=フィナンシェ」と呼ばれるようになったのが由来。
特徴は:
- 焦がしバター → 香ばしい香りを生み出す
- アーモンドプードル → しっとりとした食感の鍵
- 卵白のみを使用 → 軽やかで口当たりの良い生地
元々は「仕事の合間に手軽に食べられるお菓子」として広まり、今では世界中で親しまれています。
ピスタチオフィナンシェの魅力
- 味の深み:ナッツ特有の香りとコクが加わり、大人も満足。
- 彩り:淡いグリーンが美しく、見た目も上品。
- アレンジ自在:フルーツやチョコと合わせやすい。
- 保存性:常温保存が可能でギフト向き。
【基本レシピ】ピスタチオフィナンシェ

材料(フィナンシェ型10個分)
- 無塩バター …100g
- 卵白 …3個分
- グラニュー糖 …80g
- 薄力粉 …40g
- アーモンドプードル …40g
- ピスタチオパウダー …40g
- ベーキングパウダー …小さじ1/3
- 塩 …ひとつまみ
- ピスタチオ(刻み・トッピング用) …適量
作り方
- バターを焦がす(焦がしバターに)
👉 コツ:色が薄茶色になったらすぐ火を止める。香りが立った瞬間がベスト。
👉 失敗例:黒く焦がす → 苦味が出る。 - 粉類をふるう
👉 コツ:ふるうことでダマがなくなり、仕上がりが軽やかに。 - 卵白を軽く泡立てる
👉 失敗例:泡立てすぎ → メレンゲになりすぎて口当たりが重くなる。 - 卵白と粉類を合わせる
👉 ゴムベラで切るように混ぜる。 - 焦がしバターを加える
👉 少しずつ加えて分離を防ぐ。 - 生地を休ませる(30分〜1時間)
👉 冷蔵庫で休ませると味が馴染み、しっとり感が増す。 - 型に流して焼く
👉 180℃で15〜18分。焼き色と香りが出たら完成。
プロの仕上げワンポイント
- オーブンの余熱はしっかり
- 型にバターを塗って粉をはたく → 型離れが良くなる
- 焼きすぎ注意 → フィナンシェは余熱でも火が入る
アレンジ10選
- ホワイトチョコがけ
- 抹茶×ピスタチオの和風フィナンシェ
- ラズベリー入り
- レモンピール入りで爽やかに
- ダークチョコチャンク入り
- ピスタチオ+ヘーゼルナッツのダブルナッツ
- 塩キャラメルを合わせて大人味
- コーヒーフレーバー生地
- ホールケーキ型で「大きなフィナンシェ」
- クリスマス用に星型やツリー型で焼く
ピスタチオの栄養効果
- ビタミンE → 抗酸化作用、肌の若返り効果
- ビタミンB6 → 代謝サポート、疲労回復
- 鉄分 → 貧血予防
- カリウム → 塩分排出、むくみ改善
- 食物繊維 → 腸内環境改善
- 不飽和脂肪酸 → 生活習慣病予防
保存とギフト利用
- 常温:3日
- 冷蔵:5日
- 冷凍:1ヶ月(ラップ&保存袋で)
- ギフト:透明袋+リボン、缶詰めでも◎
FAQ
- バターは有塩でも良い? → 無塩推奨。塩分調整しやすい。
- 卵白が余ったら? → フィナンシェは卵白消費に最適。冷凍保存可。
- ピスタチオパウダーはどこで買える? → 楽天・製菓材料店。
- ピスタチオを自作で粉にできる? → 可能。フードプロセッサー必須。
- 甘さ控えめにしたい → 砂糖を10〜20%カット。
- 焼き色がつかない → オーブン温度が低い。予熱を徹底。
- しっとり感がない → 焼きすぎor休ませ不足。
- ギフトで日持ちを延ばしたい → 冷凍して配布前に解凍。
- 型がない場合 → マフィン型でも代用可。
- カロリーが気になる → 小さめに焼いて食べすぎ防止。
- グルテンフリー対応 → 米粉で代用可。
- 乳製品NG → バターをココナッツオイルで代用。
- ナッツアレルギー → ピスタチオ抜きで基本のフィナンシェに。
- 子ども向け → 小さく焼いて食べやすく。
- 上級者向け → バターを「焦がしすぎない」絶妙なタイミングを追求。
まとめ:ピスタチオフィナンシェで贅沢なティータイムを
- フィナンシェは簡単なのに本格的
- ピスタチオで風味も彩りも格上げ
- アレンジ&ギフトで楽しみ方は無限大
紅茶やコーヒーのお供に、ぜひ自家製のピスタチオフィナンシェをお試しください。
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